炎部さんちのアーカイブス あるいは永遠的日誌Ver.3

日々是モノカキの戯言・駄文の吹き溜まり

【#DGEX】55日目:VSウラヌス!強すぎる光は

春の王宮で見つけた盾の幻影…フランによるとそれは、グリモダール三至宝の一たる“イーシルの御鏡”なのだという。

「あの盾を退けることができるのは、ただ一つ…デモンスレイヤーだけよ。先に進むのなら、あとニ柱のデモンを捕らえないといけない」

それは取りも直さず、かの鏡の先に僕たちの最終目標たる闇の大天使ソルが待つ…ということだろう。

 

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ウラヌスのデモンサークルは、その春の王宮の上階…“夏のエデン”にあった。


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「…一度の過ちであれば、許そうと思っていました」

翼を凛と広げ、ウラヌスが高らかに宣告する。

「しかし、再び罪を重ねるのであれば…もはや寛容の出る幕ではありません」

光の魔力が膨張し、デモンの枷が解き放たれる。

 


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「見よ!汝を貫く神の槍を!地の者を裁く神の光を!」

その強い圧は、本来の光の力をとうに逸脱しているといえた。

 

「あら、私のためにスポットライトでも用意してるのかと思ったわ」

強すぎる輝きに反応したのか鍵から、ヴィーナスが躍り出る。暴走したウラヌスを一瞥し、大げさにため息をついてみせた。

「相変わらず神の御威光とやらにご執心ねぇ…あんたはただ、光の威を借りて踏ん反り返ってるだけじゃない」

「なにを…っ!」

「女っていうのはね、自力で輝いてナンボなのよ!さぁゴキブリ、証明してあげるから私に力を貸しなさぁい!」

わかったよ…大いなる美の化身よ、戒めの鎖を解き放て!

 


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「さぁ、我が美の前にひれ伏すがいい!」

 

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覚醒したヴィーナスが駆る巨大な手が、ウラヌスの翼を引き裂き…堕ちた天使は、双子の追撃の前に倒れる。

「まさか…我が力が破れるとは…」

跪いたウラヌスが、僕の顔を見上げる。

「あなたこそ新たなる主…この力…全て捧げましょう」

「…宗旨替えの早いことで」

マイコのごもっともなボヤきを聞き流し、ウラヌスが目を閉じる。その姿を魔眼が捉え…

 


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──デモン・ウラヌス、討伐完了!

 

 

   −つづく−

 


リザルトとしては5ターン撃破。各デモンに見せ場を設けたいワガママで、おおよそ戦闘向きとも言い難いヴィーナス出したわけですが…

登場2ターンで沈没orz

次回のプルト戦ではウラヌス出したいですが、しっかり育てんとなぁ…💧