炎部さんちのアーカイブス あるいは永遠的日誌Ver.3

日々是モノカキの戯言・駄文の吹き溜まり

【#140字小説】#宇宙人後輩(ゆーふぉーがーる)は寄り道したい【Xまとめ】

UFOを見たとオカ研の後輩に言ったら「ついにバレた…」と呻く。曰く彼女を監視する母艦らしい。嘘だろと言いかけたが目がマジだ…バレたらどうなる?

「お小遣いが減るっす」

…なんて?

「もう帰りに先輩とハンバーガー食べらんない…」

この世の終わりみたいな顔で宇宙人を自称する少女が嘆いた。

1.【宇宙人後輩は寄り道したい】2024.3.23

続きを読む

【#140字小説】#世話焼きお隣リャナンシー【Xまとめ】

絵を描いてSNSにあげている。最近少しずつイイネとか増えだして、俺も一端の絵師かな…なんて。
さて今日も…とPCに向かおうとしたら呼び鈴が鳴る。
「あー!また朝ご飯食べずニ絵描こうトしてますネ?リャナンシーとして、ソレは許せませン!」
先日隣に越してきたどえらい赤髪美人が頬を膨らませて。

1.【世話焼きお隣リャナンシー】2024.6.8
※一部修正アリ

続きを読む

【#140字小説】#鬼姉さんは今日も僕を少年と呼ぶ【まとめ】

近所にある大きな日本家屋には、鬼が棲んでいる。
「よーぅ少年、今帰りかい?」
キセルから煙をくゆらせ、紅い肌の大柄な女性…鬼のお姉さんが声をかけてくる。いい加減その少年って呼び方をやめて欲しいのだけれど。
「はっは!あたしにとっちゃア少年はずっと少年さね」
僕もうアラサーなんですが…

【鬼姉さんは今日も僕を少年と呼ぶ】2024.5.5

続きを読む

【オリジナル小説】#宇宙人後輩は寄り道したい/1話

放課後の部室棟は、当然というか賑やかだ。

遠くで聞こえる吹奏楽部の演奏に即興で合わせたかのようなギターの音。模型部が塗装に使うエアーコンプレッサーの音…そしてそれらをとりまく、生徒たちの声。
そんな喧騒も、1階の隅へと向かう頃には随分と大人しくなって…少し薄暗い廊下の果てにある戸を開ける音がいやに響く。

「あ、こんちわっす…先輩」

 

f:id:homurabe_gren:20250127220438p:image

続きを読む

【#キングオXギーツ】キングスゲーム:第8話③~絢爛F/受け継がれる"医"志【クロスオーバー】

「…ゴッカンの特別監獄で解放されたわたくしは、デザイアドライバーとIDコア…それとあのバックルを渡されてこのイシャバーナに送り込まれたわぁ」

変身が解け、拘束されたドクター・エンプサはヒメノたちの尋問にしぶしぶ口を開いた。

続きを読む

【#キングオXギーツ】キングスゲーム:第8話②~絢爛VI/マガイモノの断末魔【クロスオーバー】

「ついにこの手に…待っていたわぁ!」

嬉々としてファンタジーバックルを掲げ、ゴルドギーツブレズギーツがうっとりとした声を上げる。さっそく使おうとデザイアドライバーへセットを試みるが、どちらのスロットも塞がってしまっているため使えない。

続きを読む

【#キングオXギーツ】キングスゲーム:第8話①~絢爛V/開幕!ゴルドギーツ劇場【クロスオーバー】

「急患です!」

ラピュタル城が俄かに騒がしくなる。クレオとエレガンスがストレッチャーを1台ずつ、それぞれ押して飛び込んできたのだ。

「両名ともバイタル、意識レベルともに低下!最優先で集中治療室へ…」
「その必要はないわ」

凛とした声が飛び、二人の前にドクター・エンプサが立ちふさがる。

「この女王自ら執刀します。あなた方は退出なさい」
「同時にですか?お、お言葉ですがエンプサ様、どちらも非常に危険な状態で…」
「くどい!わたくしがやると言ったの!」

すぐさま立ち去れ!と激高したエンプサに、顔を見合わせた二人は恭しく頭を下げてその場を後にした。

「…ご武運を」

誰にも聞こえないように、ストレッチャーの主に声をかけて。

続きを読む