炎部さんちのアーカイブス あるいは永遠的日誌Ver.3

日々是モノカキの戯言・駄文の吹き溜まり

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【#DG2】3日目(朝)II:デモンの魂と謎の結晶体

ライブラを倒したラッキーたちの耳に、明らかに名指しのラジオの臨時放送が流れ── 気がつくと、ステラ座のエントランスに戻ってきていた。…どこかで見てるんだろうか? 「ラッキーくん、おかえりなさい!」 と、そんなラッキーをプリムが出迎える。 「お疲れ…

【#DG2】3日目(朝):VSライブラ!掴め、星を砕く力【リプレイ風】

「よう、おはようさ…うぉっ」 ラッキーが持ち込んだ金品類に、カッスルが目を丸くした。 「買取頼む」 「初日でこれかよ…ちょっと待ってな、査定すっから」 カッスルが奥に引っこんでる間、店内を物色しておく。ジェムに関しては魔物との戦いでそれなりの数…

【#DG2】2日目(夜):禁域に挑め!路地裏の冒険③【リプレイ風】

陽が落ちてくると、オルム街も少しずつ活気付いてくる。 「あのお店はなぁに?」 「高級レストランだな。美味いらしいがめちゃくちゃ高えクセに量が少ないからオススメはしねえ」 屋台で間食を取りつつ、ペガサスが目についた店についてラッキーに尋ねていく…

【#DG2】2日目(昼):禁域に挑め!路地裏の冒険②

満身創痍でステラ座に戻ったラッキーたちは、玄関に転がり込むなり体力が回復していることに気づく。 ミュゼに聞くと、理由はわからないが一種の加護のようなものが働いている…らしい。 「死ななきゃ帰れば全回復できるし、もし死んでもプロメスが蘇生するか…

【#DG2】2日目(朝):禁域に挑め!路地裏の冒険

本格的な探索は翌日からと言うことになり、ミュゼはラッキーに休むよう促した。 そして一夜明け、支配人室に赴いたラッキーは当面の行動指針を受け取る。 「まず、1日の予定を決めておいて」 ラッキーが禁域で攫われてしまった理由の一つに、他の革命団メン…

【#DG2】1日目II:とりあえずのやるべきこと

「もう!報告が遅いから、待ち切れなくてここまで来ちゃったじゃない!」 ステラ座に戻ると、痺れを切らしたらしいミュゼがプリムと酒場で待っていた。 「それで…どうだった?」 ・ ・ ・ 「城から脱出する時にいた、あの男?あいつが禁域に現れたっていうの…

【#DG2】1日目:デモンゲイザーとはなんぞや?

「…よし、こんなもんか」 ステラ座の通用口前で、装備の確認を行う。腕と足をフォローする簡単な防具に、得物は城の工場で受け取った刀が一本。お世辞にもいい装備…とは言えないが、身を守る分にはひとまず充分だろう。 「よう、準備はいいか?」 地下室への…

【#DG2】プロローグ:少年は少女の願いに応えるようです

鳥の鳴き声と、窓から差し込む陽の光に目を覚ます。見知らぬ部屋の見知らぬベッドの上にいることに気づき、のそりと起き上がると、ちょうど窓に自分の顔が映り込んだ。 自分の顔である、というのは客観的事実で把握できる。しかし、記憶を失っている自分にと…