炎部さんちのアーカイブス あるいは永遠的日誌Ver.3

日々是モノカキの戯言・駄文の吹き溜まり

ここまでは善し。

巧い具合に亜美のブーストと千早の意気込みブーストの時間が絡み合い、同時にレディゴゥ。


まずは、千早からいくぜいっ


4週目…オーディション。余裕を持って2万3枠「思いッきりアイドル」を選択。
千早での「Here we go!!」初披露。思いのほかキュートになってて萌え死ぬ。
千早ファンでまだ聞いてない方、必見&必聴ですぞ~♪
満点こそ逃すものの、1位通過でさくさくオーディション合格→FランクUP
今のところ、挨拶でミスったためしなし。なんか凄ぇ俺。
ちなみに、オンエアでは歌詞トチりまくり。…そりゃないだろう。


続いて、亜美真美

5週目…オーディション。0.5万3枠の「HOP JAM」をチョイス。
1次で流行3位のVoを落としつつも、後は逃さず1位通過。→FランクUP
ついでに善永さんも憑いてくれたぜぃっ。
挨拶はともかく、なんかオーディション直前の3択は須らくミスってるのはナズェ…(滝汗




どーにか、こーにか。二人してFランクに昇格は嬉しい限り。
とりあえず、コレを境に一旦サブカに切り替え。月臣クンを鍛えにイキマス。


GEMINI∞…ランクE/活動0週(通算5週・リミット18週)/獲得済み特別オーディション:なし/獲得ファン数:17112人(残り8万2888人)
crescent…ランクE/活動0週(通算4週・リミット19週)/獲得済み特別オーディション:なし/獲得ファン数:18026人(残り8万1974人)





「…………」
 オーディションの帰り道、千早は終始うつむいてなにやらぶつぶつ呟いていた。
「…誰もが、知る場所でも……地図には…無いから今を信じて…」
 いや、よく聴くと歌詞だ。それも今歌ってきたばかりの。

 …まァ、合格したとはいえ…あれじゃなぁ…
 口の中で小さく溜息をつく。
 今回のテレビ出演は、必ずしも褒められた内容ではなかった。
 相当回数歌詞を忘れ、空白が続いたのだ。
「…はぁ」
 不意に歌詞が途切れ、溜息がこぼれる。
「どうだった、最初のテレビ出演は?」
 …千早からの返事は聞えない。
「…頭の中、真っ白になってました……」
 しばらくの沈黙の後、彼女はそう言った。
「歌詞も、すっかり抜けちゃってて……ダメですね、私」
 …特に、これが彼女にとっては辛いことだろう。
 歌を、誰よりも好いている、彼女だからこそ、
 自らの失態を、許せない。
「…よし」
 僕は振り返って千早に向き直った。
「ちょっと、歌っていこうか?」


「……うん、いいじゃないか」
 人ひとり居ない夜の公園に、千早の透き通るような歌声が響く。
 今度は歌詞を忘れることなく、完璧に歌いきった。
「…練習でいくら上手に歌えても、本番で歌えなければ一緒です。この世界は、結果が全てなんですから」
 淡々と述べる千早。
「…ん、まぁそうなんだけどね」
 そればっかりは、否定できない。
「結果が全て。だからこそ、経過もおろそかには出来ない。…それは、君が一番良く知ってるだろう?」
 発声の為に腹筋を鍛え続けてきた、その結果が今の歌唱力に繋がってる。それも事実。
「今まで歌い続けてきた。それが、このときに繋がってる」
「……」
「一度や二度の失敗を恐れるな。すぐに取り戻せる。…だって君は、如月千早なんだから」
 ぽんぽん、と頭を軽く撫でる。
「肩肘張りすぎるのも、考え物だよ。テイク・イット・イージー。もう少し、力抜こうよ」
 力の抜き方間違えて、倒れそうになったとしても…
「ちゃんと支える。…それが、僕の役目なんだから」
 僕がそう言うと、千早は表情を幾分和らげてくれた。
「さ、帰ろうか」
「…はい」
 彼女の手を取って、僕は会社へと足を向けた。



 …今回のは割と実話。
 てか、ホントにボーカルアクシデントが多かったんですよ、今回の(汗