[http://mw.gyao.jp/ MW-ムウ-]
ラーゼフォンに出てくるアレじゃない。つかアレはMUだ。
先日、原作を見つけたのでかっさらって読破った。
……所謂「火の鳥」や「鉄腕アトム」を見慣れた、ごくフツーの手塚ファンがこれを読むと、メガテンになること請け合いだと思う。
事実、当方もそうだった。
まぁ、俺はこれよりまえに「鉄の旋律」(以前週刊チャンピオンでやってた「ダイモンズ」の原作ね)をはじめとする、いわゆる青年手塚漫画を読んだ身ではあったので、それほどド肝を抜かれたわけではないが。
それでも、いわば救いのないダークファンタジー…というか、ピカレスク・ロマンというのか。衝撃を与えるには十二分であった。
短編を含む手塚青年作品は、登場人物の殆どが救われないのだが、こちらもご多分に漏れず、である。
全3巻(文庫版は2巻)という凝縮された時空間で渦巻く陰謀と悪意。そして祈り。
結城たちの人生を狂わせた悪魔の兵器MWを巡り、世界が震える。
まぁ、詳しくは読んでみろってことで(ぉ
ところで、さきほどこれの映画版の予告編を視たのだが。
……なーんかヤな予感がするのは俺だけか?
ま、一応視る予定ではあるけど。