炎部さんちのアーカイブス あるいは永遠的日誌Ver.3

日々是モノカキの戯言・駄文の吹き溜まり

【エッセイ】物書語-モノカキガタリ- 其の壱:ウルトラマンスパーク

 さて、うつだの退職だの修羅場をいろいろ踏み越えて。
 どうにか落ち着いても着ましたので執筆したいところですが、なにぶんブランク永井ですと(古
 んでまぁ、PCに向かってのモノカキに慣れなおすべく、今までに手がけてきた&手がけている(後者が圧倒的に多いのは仕様です)作品について色々語ったり思い出したりボヤいたりしてみようかな。

 などとなどと。


 ホントにリハビリかねての自己満足吐き出しなので、暇な方だけ付き合ってやってください。



 では、記念すべき第1回は、【ブログに小説を書く】という形式で初めて手がけた作品、ということで、妄想特撮・オレトラマンシリーズ第1弾!


 について。



 スタートは2006年9月。「ウルトラマンメビウスウルトラ兄弟」に触発されて執筆開始。現時点で2話完結まで。

 スタートこそ8年前(うわぁ……)ですが、実はこの作品、原型のそのまた原型が生まれたのは皿に前。

 ――2002年。社会人になりたての頃にまでさかのぼる。


 某電器屋入社直後、研修の日々の合間にふわりと思いついていたネタ。

 其の名は、アーク。

 ウルトラマン「アーク」であった。


 mixi日記のほうでは言ってませんが、スパークの企画段階のタイトルはアークだったのです。

 とはいえ、当時の「ウルトラマンアーク」は、現在執筆してるスパークのそれとは随分毛色の違うものでした。

 と言うのも、「アーク」の名前の由来がコレだったから↓

イメージ 1


 ゲッターロボアーク。

 当時、今は亡き「スーパーロボットマガジン」で連載されていたゲッターサーガである。


 まぁ、別にゲッターよろしくウルトラマンが3形態に変形(マテ)するとかそーいう設定はしてませんでした。そんかわりウルトラマンがアーク含め3人登場する予定でした。

 もっとも、アーク以外の2形態(キリル・カーン)の名称を、当時のオレがドワォ忘れしていたので、確かまったく違う名称だった気が。もはや記憶が自称地平のかなたである。

 変身者のイメージとしては、アーク(=主人公)が防衛チームのメンバー。残り二人が民間人。

 そのうちひとり(三人目)が、現役女子高生とか考えてたりしてましたっけか。


 まぁなんだかんだあって形になることなく脳内の奥底にズブズブと……



 で、それからしばし。
 ネクサス、マックス、メビウスウルトラマンのテレビシリーズがしばらく続き、ヒーロー好きの魂がじわり、と脳内の記憶を引っ張り出す。

 ネーミングは安直にその記憶から「アーク」をそのまま流用。ただしモチーフはゲッターではなく、当時読んでた漫画「ティンクルセイバーNOVA」のキャラクターから着想を得た<アーク放電現象>でした。

 うん。いろいろ近場に影響されすぎなのは少々考え物だとは思う。

 んで、いざ執筆しようと思ったタイミングで、念のためタイトルで検索かけてみたわけですよ。


 ……1発目で出ましたorz
 (※当時の話です。現在同単語で検索するとベリアル閣下出てきますw)


 さすがにブログ連載1発目から名カブりはやだなー、ということで。

 そういやアークって放電現象だよな? じゃあいっそもっと光らせようっつか弾けさせよう!




 ……という安直(?)なノリで「ウルトラマンスパーク」が爆誕したのです。



 なお、名前とモチーフとアクションが変わっただけで、主人公はじめほとんどの設定は「アーク」の頃とほとんど変えてません。

 「アーク」のままだと、円弧状の光の刃をスタイリッシュに繰り出す斬撃系ファイターになっていたので、ひょっとしたら「ウルトラマンナイト」が誕生していなかったかもしれませんねぇ。





 さて、ウルトラマンといえば。避けては通れないのが「怪獣」なのですが。

 迂闊にも災害モチーフをメインにしてしまったので、かなーりヤバイ。

 まさか執筆から数年後に大型台風がしょっちゅう来るわ、地震起きるわ……

 開き直って3話目から宇宙人送り込むか?