真っ白い水蒸気の壁を越えると、そこは既に暗黒の世界であった。 ごう、という風切り音が聞こえ、水晶玉のモニター越しにちらりと映る魔理沙の帽子のつばがぱたぱたとなびいている。おそらく、地下には巨大な空洞があるのだろう。 『おっと、いきなりおいで…
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