炎部さんちのアーカイブス あるいは永遠的日誌Ver.3

日々是モノカキの戯言・駄文の吹き溜まり

2012-02-05から1日間の記事一覧

東方地霊殿・異聞/第2幕・第1場

扉をノックする音が、パチュリーの耳朶に触れる。 紅魔館の主だった住人の中で、図書館にわざわざノックをして入ってくれる人物は、残念ながら一人しか彼女は知らない。 「パチュリー様、お茶をお持ちしました」 「有難う。すぐに行くわ」 ティーカートを押…