…てなわけで。
新たにプロデューサーカードを作成したのでこちらで紹介。
名前:月臣銀之丞(つきおみ・ぎんのじょう)
年齢:20
Pランク:見習い
一人称:俺orオレ
所属事務所:希望の星
名前の元ネタは自分の別名義HNから。
穂村Pとは「またいとこ」という関係なのですが…
じゃぁ穂村Pの甥っ子であるレンとはどういう関係になるんだろう? 詳しい方突っ込みプリーズ。
プロデュース中ユニット:はるか1/16(天海春香ソロ)
とりあえず今回はチュートリアルプレイをやったのみ。
とはいえ、レッスンはマジモードでジンガ・マジーロ(何
ボイスレッスンをいきなりGOODでキメてみたり、2回連続でパーフェクトコミュ獲ってみたりw
なんだ、このコひょっとしてオレとウマが合うんじゃねえの? みたいなw
今まで使ってきてなかったのがおかしいくらいだw
当面の目標は、とりあえずEランク到達&「ルーキーズ!」獲得。
頑張れオレ。
―――人生最初のプロデュース。その一歩目がようやくひと段落つき、彼女…「はるか1/16」こと春香が帰った後、オレは溜息をついて椅子にどっかと腰掛けた。
なるべくバレないようにはしていたつもりだが、足がガクガクしてしょうがなかった。
こんなに緊張したのは中学の弁論大会に出たとき以来だ。
「…よ。お疲れさん、銀の字」
突然頬にひんやりとした感触が当たりびくっとなる。振り返ると、オレのハトコ…またいとこ、ともいう…の廉太郎の姿があった。
「廉兄ぃ…」
「どうだい。初めてアイドルをプロデュースしてみた感想は」
廉兄ぃはオレに缶ジュース(頬に当たった冷たい感触の正体はコレだ)に手渡し、向かい側に置かれた椅子に腰掛ける。
「…どうって……なんもかんも初めてで、正直いっぱいいっぱいだったから…」
それでも、彼女に負担をかけないようには努めていたつもりだ。それが功を奏して(?)か、初めてのオーディションも快勝し、幸先としてはいい状態だ。
「まぁ、最初はそんなものさ。僕だってそうだったしね。ちらっとしか見れなかったけど、いい感じじゃないか、春香とのコンビも。中々に息が合ってる」
かしゅ、と自分の缶の封を切って中のジュースを飲み干す廉兄ぃ。
「まぁ、ウマは合うみたいだな」
「それに胡坐をかくなよ。女心と秋の空は予測つかないんだから」
「それは経験者談?」
「当然」
ははは…と乾いた笑いを浮かべながら、カバンから6枚のCDを取り出す。
「?」
「僕が今プロデュースしてるコたちのシングル。参考までにどうかなって」
何の参考になるかはわからないけどね。と苦笑しながらそれらをオレに手渡す。
「まぁ、先輩アイドルのレベルを知ってもらうにはいい教材かもな」
「おいおい、いきなりプレッシャーかける気か?」
自分で寄越しておいて随分な言い方だな、アニキよ。
「違ぇよ。努力次第で並べることが出来るし、追い越すことだって出来るって言いたいのさ」
「…ほほう。僕の伊織やあずささんを出し抜こうとはいい度胸だね、銀の字?」
「そーゆー世界だしね♪」
ケラケラと笑って答えてやる。年上だし、何かと頼りになる兄貴分な廉兄ぃだが、この場では先輩って以上にライバルだ。たとえオレがペーペーの半人前だからって、負けるつもりはカケラも無い。
「ま、その意気だよ。お互い頑張ろう」
「あいよ。…せいぜい、足元すくわれないようにしときなよ、廉兄ぃ」
「お前こそ、オーディションに一回合格したくらいで慢心してるようじゃ、オチが見えてるよ」
ふふふ…と互いに不敵な笑みを見せ付ける。
「じゃ、僕はここの戸締りするから、とっとと出てった出てった」
ほれほれ、と外に追いやられた途端、中の照明が落ちる。
「…ここからが、本番ってヤツか」
勝って兜の緒を締めよ、とはよく言ったもんだ。
オレは改めて決意を胸に固め、握り拳を夜空に突き上げた。
「一緒に、がんばろうな。春香」
続くらしいよ?