炎部さんちのアーカイブス あるいは永遠的日誌Ver.3

日々是モノカキの戯言・駄文の吹き溜まり

ぐれさんおおいにボヤく:「思いやられる側」ありきの「思いやり」

社内でパートのオバチャンがクレームくらったということで「感動接客」云々の教育ビデオを見るハメになる。
…なんでそんなことのために90分も拘束されにゃならんのだ。


ざっと観て思う。


…これ、思いやられる側の人間性あってのものだよなァ。
ホスピタリティだかなんだか。


俺は家電修理・サービスの任を主に請け負ってる以上、関わるお客様の大半がクレーム客と言っても過言ではない。

ハナっからけんか腰の相手に対するサービスと、それ以外の相手にするサービスって違わね?


…まぁ、根本のホントにネッコは繋がってるだろうケドさ。




……いや、スマンね。
どうにも斜に構えたり、ナナメった視線からモノゴトを視ちまうクセがついてきてさ。
無理難題ふっかけるスカポンタン相手にしてると、軽く人間不信にだってなるさ。


単なるマニュアル接客に囚われないのがサービスとは言うが、じゃあマニュアル以上のことをやったとして、その後それを理由にさらなるサービスを強要される可能性だってあるんだぜ?

人を信じなきゃいけないってのは解るけどさ。
信じられないようなバカ客もいるんだよ。

モンスターペアレントだかペイシェントだかがいい例だ。

サービスすなわち慈善事業じゃない。

「心の交流業」なんつー言葉はいいけどね。

はたして、その心を受け取る側の人間に「思いやり」という要素がある、と言い切れるのか……


奇麗事が一番いいこと。
仮面ライダークウガ」劇中でオダジョー演じる五代雄介は言ってました。



…本当にそんな世の中、できるのかな……

や、俺たちが、しないといけないんだけどね。