身分証明書としては免許書が定番なれど、さすがに最終学歴や婚姻歴や職歴が免許書にあるかっつーとそうでもないしね。用意する書類が多くて辟易するわ。
そのへん、マイナンバー制度の今後次第かもだけど、それはさておき。
さて、お見合いの時代から、写真というのは婚活とは切っても切れぬシロモノである。
まぁ、かつて写真含めた前情報なんもなしにお見合い(のようなもの)に引っ張り出されたこともあるが(
そんなわけで相談所が用立ててくれた写真屋へ撮影に行く。
めかしこむほど衣装もちでもないので、ひとまず推奨された「ジーンズとワイシャツ(ノーネクタイ)」を用意。
――ジュノンボーイか!
というツッコミはアレだ、世のジュノンボーイに失礼だ(
写真屋というかフォトスタジオとやらに行く。場所はホテルだ。うわぁ本格的と地味に気圧される。
自慢じゃねえがこの手の写真館で写真を撮るなんぞ、七五三以来(のはず)である。
全身とバストアップをこまごまな指定を受けつつ撮ってもらっていく。
仕事柄笑顔を出すのは苦手ではないが、笑顔の出し方を指定されると少々きつい。終盤は口元が引きつっていたが、それが写真に現れなかったのはさすがプロと言うべきか。
そして当然ながら、幾つも撮られた写真の中から渾身の1枚を選ぶのは(多少アドバイスはうけるものの)自分だ。
コンプレックスとまでは言わんが、あまり自分の容姿に自信が持てない身からすると、割と苦行だ。
まぁ、見れる奴は選べたんじゃねえかな?
というか、顔より体系だな。ちょっと(?)腹が出ている分は引っ込めちゃいるが、それなりに恰幅のあるシルエット。
最近はガタイがいいとかよく言われるのを、首をかしげていたものだが、客観的に自分の姿観るにあたってなるほどと得心したものである。
……まぁ、思えば制服のサイズ3Lでも着れなくはないし、パンツのウエストも88って考えれば、さもありなん。
書類がそろわないと本格始動ができないのであれだが、ちょっとわくわくしてきましたね。
いい縁が、あればいいですがねぇ……