炎部さんちのアーカイブス あるいは永遠的日誌Ver.3

日々是モノカキの戯言・駄文の吹き溜まり

【#ポケモンSV】ぼくの冒険レポート(52):バトルスクールウォーズ②~ジム視察に行こう!ベイク・カラフ編【リプレイ風】

ナッペ山を降りがてらSTCのうちの一つ、フェアリー組のアジトの様子を見に行く。相変わらず団員たちはたむろっているけれど、漏れ聞こえてくる会話からは、ちゃんとアカデミーに通っていることなどがうかがえる。

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「オルティガくん!」
「あ、ヒイロじゃん!聞いたぞ、チャンピオンになったって?ちょっとトレーニングつきあってけよ!」

「うん、いいよ」

カチこみバトルをベースにした、STC独自のトレーニングルール。あの時は30体のポケモンを相手にしていたけれど、現在は50体を相手取るのだ。トレーニングに来る人、いる?

「うーん、いないことはないんだけどさぁ、どいつもこいつもやっとこ半分いくかいかないかでダウンしちゃうんだよねぇ…張り合いねーの。やっぱオマエ、強かったんだな」
「そりゃまあ今やチャンピオンだし」
「うわ、なんかその言い方ムカつく」

近いうちに学校最強大会が始まることと、ぜひ参加してほしいことを伝えて、ぼくはフェアリー組のアジトを離れるのだった。

 

   *

 


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「おひさー、ヒイロちゃん。前に会ったときよりさらに美しさに磨きがかかってるわね」

ベイクジムでリップさんに会う。どうやらオモダカさんを苦手にしているらしく…キャラが被るかららしいけど…代理でぼくが来てくれてよかったとボヤいていた。

ぼくの才能を買ってくれているリップさんは、ぼくがチャンピオンランクに至ったことをわがことのように喜んでくれる。そして、本気の自分に勝ったことも、覆いに賞賛してくれた。

「リップの業界はね、半端な才能の持ち主はだいたいすぐに消えちゃうの。…あなたは、消えないで…リップとの約束よ?」

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その言葉と、鼻をくすぐる心地いい香水の匂いを残して、リップさんはバトルコートを後にした。

 

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「あれ?ヒイロちゃん!こんなところで会うなんて奇遇だね?」

カラフシティを訪れると、アカデミーの女生徒に声をかけられた。ええと…どちら様?

「え?いや、わたしわたし…あ、そっかメイク!」

うーん、この身長と声、どこかで見たり聞いたりしたような…?

「ほら、スターだ…じゃなくてSTCのかくとう組の…!」
「…ええっ、ビワさん!?」

スター団でのあのメイクをしていなかったから誰だか分らなかった…!

ビワさん曰く、この街とチャンプルタウンを中心に、栄養バランスやたんぱく質を効率よく摂取できるアスリートメニューの研究をしているのだという。さすがに目立ちすぎるからメイクは落として普通の制服で行くそうだ。…まぁそれもそうか。

ヒイロくんは、この街でなんの用事?」
「あ、ぼくはトップチャンピオンの代理で、ジムの視察を…」
「そうなんだ…がんばってね!」

これからチャンプルタウンに寄っていくというビワさんと別れ、ぼくはジムへと急いだ。

 

   *

 

ジムで再会したハイダイさんは、ぼくがチャンピオンランク…そしてトップの代理で来たと知り、まるで出世魚のようだと大歓迎してくれた。

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「いやはや、こういう仕事してると、色んな人間に会うんだなぁ…お前さんみたいに勢いよく流れる者もいれば、停滞し淀むものもおる」

自分はどれだけ年を経ても、前者でありたいと笑うハイダイさんが、全力をぼくにぶつけてくれる。

「若い力にアテられて…おじさん、やる気が鉄砲水だい!」

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ハイダイは、より激しく変化する!と、ぼくはオモダカトップへの伝言を託されるのだった。

 

 

   -つづく-

 

 


ジムテストもないんでサクサク進みますね、再戦。いま平均レベルが80後半から90台なのでまだどうにかなってますが。さすがにウェーニバルとラウドボーンは40台なので前線には出せないんですが💧

学校最強大会本戦までには出してNNお出しできるといいんですけどねー。

一方、スター団からはオルくんとビワ姉がゲスト出演。残念ながらビワ姉の素顔はゲームでは(現時点では)拝めませんので、当該シーンは各々のご想像にお任せします(爆
まぁ前作剣盾では仮面キャラのオニオンくんが素顔を公開することもあったので今後に期待しましょう。ええ。