炎部さんちのアーカイブス あるいは永遠的日誌Ver.3

日々是モノカキの戯言・駄文の吹き溜まり

そのさん/あばんたいとる

「…ふぅ」

 お風呂上りでほてった肌に、夜風が心地よく流れていく。

 コンポの電源を入れて、いつものラジオ番組を聴く。
 DJのトークと洋楽が大好きで、時々ハガキも送ったりしてる。

 ゆかに話したら、「そんなのお嬢様のやることじゃないわよ」って言っていたけれど。

 …いいじゃない、ねぇ?

 私がお嬢様って呼ばれるようなお家に生まれたのはたまたまで、私は私だもの。
 深窓の令嬢なんて言葉、少なくとも私には似合わないと思う。

「あ、もうこんな時間」

 明日の準備、しなきゃね…
 ええと、現国・数学・世界史に……家庭科。

 …そういえば。
 来週の家庭科って調理実習じゃなかったっけ?



 …うぅ、気が重いなぁ…




   かのくの:そのさん/悩めるお嬢様




----------------------------------------------

 というわけで、第3話スタートだいっ
 お嬢様っぽくないお嬢様とか。連載当初からやりたかったネタとか。ちょっと詰め込みまくりな予定。

 予定は未定!(ぉ


http://webclap.simplecgi.com/clap.php?id=homurabe
 ↑web拍手だぜっ、ドルドルぅ!