炎部さんちのアーカイブス あるいは永遠的日誌Ver.3

日々是モノカキの戯言・駄文の吹き溜まり

【#DGEX】10日目:デモン討伐!VSクロノス【リプレイ風】

新たに加わった仲間も、幾度かの探索行を経て強くなってきた。

サークルを何度も巡り、武具防具も充実してきた。

…そろそろだ。

 

「いくのね、リーダー」

ああ、行こう…デモンを倒しに!

 

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奴隷墓地の奥、呪いの沼に囲まれた場所に、デモンが待つ最後のサークルがあった。

「じゃあみんな、行くよ」

全員がうなづくのを確認して、サークルに飛び込んだ。

 


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「…来たか、デモンゲイザー」

まるで彫像のように、どっしりと佇むデモン…クロノス。

 

「今度は、本気…出す」


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胸の前で組まれていた腕を解くと同時に、封印されていた三対六翼の盾が開く。頭のツノは先端をこちらに向け、獣の如き咆哮が瘴気を震わせた。

 

──僕が戦端を斬り払う!オヤカタは相手の隙を待って叩き込んで!

「委細承知だ、大将!」

マイコは隠れつつ幻影で撹乱!

「いけると思ったらいつでも打ちに行くから、リーダー!」

ビアンカとノアルは魔法でフォローを!

「わかったよ、お兄さん!」

「お任せあれ、チーフ!」

 

めいめいに僕の指示に応え、全員で強大な敵に挑む。

はじめてマルスと戦った時のような焦りも、恐れも、今の僕にはなかった。

 

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「…降参」

最後の一撃に、ついにクロノス力尽きる。

さぁ、最後の仕上げだ。右目に意識を集中させる。クロノスの瞳に、青く輝く僕の瞳が映り込んだ刹那──f:id:homurabe_gren:20210916122713j:image

 

「…デモン・クロノス、討伐完了」

 

その姿は煙とかき消えていた。

 

 

   −つづく−

 


一体目、撃破!

最初はマルスとの二択になりますが、やっぱり初手こっちを選ぶ人が多いかな?

(無印ではマルスを最初に落としましたが)

鍵を受けとるまでの雑用パートは、別メンバーの視点で書こうかな…?