―――風が舞う都(まち)、<風都>。
その中心に聳え立つ風車のタワーの頂に、二人の男が立つ。
吹き抜ける<風>に思いを馳せているのか、瞳を閉じて、頬を撫ぜる風を感じる二人。
ふと、その<風>が止み、刹那、一陣の突風が駆け抜けた。
「…おっと!」
一昔どころか二昔前に流行ったようなスタイルの男が、危うく飛ばされそうになった帽子を押さえる。
「……」
隣に立つ少年が広げていた本が、風にあおられてページをいくつも飛ばしていく。
目を開く二人。眼下に広がる街を映す瞳には、強い光が秘められていた。
「―――<検索>終了。ここからなら、あのルートを通ったほうが早い」
「オーケー。…じゃ、行くぜ」
「オーケー。…じゃ、行くぜ」
同じデザインの<ベルト>を腰に巻く二人。
少年が、ベルトのバックルに設けられた二つのスロットの片側に、USBメモリーのようなものを突き刺す。
-CYCLONE-
続けて男が、自分のバックルの、少年が刺したのとは反対側のスロットに、違う色のメモリーを突き刺した。
-JOKER-
「「変身!!!」」
二人が声をそろえ、バックルを起動させる。
-CYCLONE JOKER-
重々しい電子音声が響き、<二人>を<一人>に変える。
右に、黒き闘志を。
左に、吹き行く疾風を。
それぞれ身に纏った、アシンメトリーの超戦士。
―――その名を、<ダブル>。
―――<風の防人>仮面ライダーダブル。
『いくぜ、フィリップ』
『いくよ、翔太郎』
『いくよ、翔太郎』
『ハードボイルドに、な!』
再びきた突風を全身に受け、タワーから飛び降りる。
銀色のマフラーがなびき、ダブル自身が、一陣の<風>となった。
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やっちゃった……やっちゃったよ……
本編始まってもねーのにwww
ダブルを書いちゃったよwwwww
…まぁ、前情報だけで書ける内容なんて限られているのですが。
実は、案自体はディケイドの劇場版でWが動いているのを目の当たりにしてから思いついていたもの。
本当はそれこそオンエアの直前にUPしようかとかおもったのですが、脳内でネタを発酵させすぎて腐らせてもアレなので急遽。
タイトルは主題歌からそのまんま拝借。
今回のアーティストは「上田彩矢 w TAKUYA」だそうで。…って誰?
本当はそれこそオンエアの直前にUPしようかとかおもったのですが、脳内でネタを発酵させすぎて腐らせてもアレなので急遽。
タイトルは主題歌からそのまんま拝借。
今回のアーティストは「上田彩矢 w TAKUYA」だそうで。…って誰?
アーティストあんま詳しくないんだよオレ…