炎部さんちのアーカイブス あるいは永遠的日誌Ver.3

日々是モノカキの戯言・駄文の吹き溜まり

2009-08-12から1日間の記事一覧

【日記】劇場版スーパーヒーロータイム

視てまいりました。 とりあえず、相変わらず大スクリーンでみられるヒーローたちのカッコよさには毎度のコトながらぞわぞわきますね。しびれるあこがれる。 まぁ、いつもながら戦隊サイドが尺が短くて物足りなかったりもしましたが。 というか、地元の映画館…

仮面ライダーBLOOD:第2幕/第2場

達也とともにダイモンガレージに“帰ってきた”エイジを待っていたのは、少し涙目になった結花であった。 有無を言わせずエイジを正座させると、小一時間にわたりお説教を繰り広げた。 かなり心配していたらしい。エイジが謝ると、涙を拭いた結花が笑顔で許し…

仮面ライダーBLOOD:第2幕/第1場

意識が、ゆっくりと戻っていく。 と同時に、再びわきあがる疑問。 ―――俺は、何者なんだ? 蟷螂を模した怪人と互角以上に渡り合う身体能力。皮膚の向こう側で走る鋼鉄の組織。 そして、何より―――あの姿。 あの蟷螂男は、<ジェノサイドロイド>だの<初號体>…

仮面ライダーBLOOD:第2幕/序幕

「はぁ…はぁ……っく」 薄暗い通路を、足を引きずりながら人影が進む。 ボロボロになった体は、ところどころから火花が散り、また、その頭の形状は、それが<人ならざるモノ>であることを示していた。 「…があ」 蟷螂のそれに似た口が、喀血するように大きく…

仮面ライダーBLOOD:第1幕

こちらは既にHP内にて完全版を公開中です。 →http://island.geocities.jp/homurabe_2000/blood_1.html 当ブログでは2話以降の連載分を掲載していきます。

第2話・アバンタイトル

穏やかに晴れた昼前。 俺こと赤津光流が運転する軽自動車が、アスファルトをすり減らしながら走る。 助手席に座るのは友人の吉備津 弾。でかい図体を丸めてなにやら一心に携帯を弄っている。 ―――彼が、怪人ともヒーローとも付かぬ姿に<変身>して、突然現れ…