うららかな春の陽気が、頬をなでる。 街行く人も、どこかほんわりとして、気を抜いたら居眠りをしてしまいそうな、そんな日和。 町外れの交番には、陽光をものともしない、直立不動の警官がひとり居た。 「……」 市民を守ろうと堅く引き締まった表情が凛々し…

システム上日付が変わった後に変更できないので、カレンダー上は6日ですが、5日の日記です。ええいややこしい。 仕事場は、一日中同じアトラクションに居続けるとは限らないんですが、突然のスケジュール変更とかで結構振り回されることもしばしば。 「ここ…

生い茂った無数の植物が大地を埋め尽くす。 空は青く青く澄んで、どこまでも高く。 さわやかな風と溶け合うように流れ進む川原で、小さく回る水の音。 「……ふぅっ、これで終わりっと」 ぐっと絞った布をぱっと開くと、それを背中のかごに放り込む。 「さぁ、…

そういや魔装機神がPSPで出るんだよなぁ……（関係ない さて、遊園地勤務なうのわたくしでございますが。 一番の大敵はクレーマーでも故障でもなく。 風 だと思っています。 ウリのひとつが絶叫系アトラクの豊富さなんですが、立地の所為なのかどうも風が強い …

その日……地球は、その滅亡を免れた。 のちに＜レジェンド大戦＞と銘打たれる戦いが終結し、１０分ほどが経過していた。 大地は砕け、緑は焦げ、空はくすんでいた。 だが、それでも。 地球は守られたのだ。 ……そのために、多大な代償を払ったことを知る者は、…

結構寝てる気がするんですけどねぇ…… まぁ休みの日とかうっかり長時間昼寝しちゃうこともあるので、やっぱり睡眠不足なのかもしれません。 日付変わる前後には寝るようにして、６～７時間の睡眠時間は確保してるハズなのですが。 もうちょっと効率よく深い眠…

「確かに＜ホラー＞のメモリだったのね？」 翌日。 探偵事務所に併設されたガレージで作業をしているマスクとサングラスで顔を隠した女……＜シュラウド＞と名乗る……に事情を説明した荘吉は、ガイアメモリの専門家たる彼女の意見を伺った。 「それなら、私が手…

二日連続でSSうｐできますた。 ……ええ、アレを狙っております。 まぁ、２月にちょこっと遠出する予定があるから、３日ほど穴は開いてしまうんですけどもねぇ…… まぁ、可能な限りっつか、ネタが頭にある限りはやっつけていこうと思っておりますので。 ヒマな…

それは、冬にしては妙に生暖かな……否、生ぬるい風の吹く日であった。 白スーツの男が一人、取り壊しの決まったとある廃ビルの中を歩く。 綺麗に磨かれた革靴から響く足音のみがこだまする中、男は自分以外に＜誰か＞が居ることを察し、不意に足を止めた。 「…

年の瀬。 冬の風舞うある街も、残り数刻に迫った＜今年＞という時間に追われながら、人々が忙しく駆け回っていた。 それは、こちらの探偵事務所も例外ではないようで―― ・ ・ ・ 「ぶぇっくしょいっっ！！」 盛大なくしゃみが響き、床を這っていた埃が舞う。…

男だけどグズグズしたいぜ！（だめ人間かお前は 冗談交じりの本音はともかく、あけましておめでとうゴザイマス。 本年もGRENと、当ブログをよろしくお願いいたします。 新年早々日付をまたいで仕事納めを決め、わずか７時間後に仕事始めをぶっちぎってきまし…