『ふうん、そんなことがあったのねぇ…』 スター団に関する騒動とそのいきさつを聞いて、スマホロトムのモニター越しにゼイユが大きく息を吐いた。 『そういえば、昔イッシュにも似たようなのいたって聞いたわね。なんだっけ…プラズマ団とかそーいうの』 なん…
【注意!】本エピソードには、「ポケットモンスタースカーレット・バイオレット」「スターダスト★ストリート」に関するネタバレが含まれています。ゲームをまだ始めていない人で、これから楽しもうと思ってる方は閲覧をご遠慮いただくことをお勧めします。 …
【注意!】本エピソードには、「ポケットモンスタースカーレット・バイオレット」「スターダスト★ストリート」に関するネタバレが含まれています。ゲームをまだ始めていない人で、これから楽しもうと思ってる方は閲覧をご遠慮いただくことをお勧めします。 …
「おつかれさん、ヒイロ~」 フリッジジムでのバトルを追えてオフィスに戻ると、四天王のチリさんがいた。 「いややなもー、チリちゃんでええって。それよっかジム巡り、調子ええみたいやん?」「ええ、おかげさまで7つ目です」「ほへー、ええペースやん。…
キタカミの伝承に触れたことをきっかけに、歴史や伝説に興味を持つようになったぼく。課外授業(たからさがし)の合間にアカデミーのエントランス兼図書館で様々な地方の歴史を調べるのがちょっとした趣味になっている。 「やぁヒイロ。今日も歴史の勉強とは…
ボタンと別れてナッペ山を登る。ここからは冷え込むし、しっかり防寒対策もしなくちゃだ。そういえばコライドンはドラゴンタイプだと思うんだけど、寒さとか平気なのかな?こおりタイプの技がバツグンのイメージがあるけど… 「アギャス!」 心配ご無用!とば…
ナッペ山はパルデア地方における文字通りの最高峰。そこには残る2か所のジムが存在するわけなんだけど…ベイクタウンから陸路で西回りで向かおうとすると、その前にアジトが立ちはだかる。 ぼくはスター団にカチこみをかけるスターダスト大作戦の実行メンバ…
スパイス探しの冒険がひと段落して、あとぼくがチャレンジすべきポイントは… 「ふんふん…ジムが3か所と…スター団のアジトが2つ…ってヒイロ、まだそんな危ないことしてるの!?」「うわっ、ネモ!?」 後ろからぼくのスマホロトムを覗き込んでいたネモにジ…
『オモテ祭りのともっこたちのお面さ、なんか妙に特撮ヒーローっぽいでしょ?』 今日もレポートを書きながら、ゼイユと通話中。 『アレ、少し前にともっこをモチーフにしたご当地ヒーローの企画があったのよ。まぁ色々あって企画倒れしちゃったんだけどね。…
下半身のアーマーに備わったブースターが点火し、それと同時に最高速に達したナッジスパロウがコバルギーツを捕まえ、一息にペタ城を離脱する。 「ぐっ、何を…!」「ダイチくん!?」「シオカラくん!きみは王様と合流して!この国のシステムを再起動するん…
【注意!】本エピソードには、「ポケットモンスタースカーレット・バイオレット」「レジェンドルート」に関するネタバレが含まれています。ゲームをまだ始めていない人で、これから楽しもうと思ってる方は閲覧をご遠慮いただくことをお勧めします。 問題ない…
【注意!】本エピソードには、「ポケットモンスタースカーレット・バイオレット」「レジェンドルート」に関するネタバレが含まれています。ゲームをまだ始めていない人で、これから楽しもうと思ってる方は閲覧をご遠慮いただくことをお勧めします。 問題ない…
オージャと名付けられた巨大な湖は、パルデア地方の北西に位置する。遠くナッペ山の滝から流れる淡水と、パルデア海から入り込む海水が交じり合った不思議な湖で、みずポケモン以上にドラゴンタイプのポケモンも多数生息する。 「この広い湖のどこかに、偽竜…
ネモやペパーたちほどではないけれど、林間学校で同じ時間を過ごしたみんなとも仲良くなっていて、時折連絡を取り合ったり一緒に遊んだりしている。 ペアになったことがきっかけでもっと仲良しになった子たちもいて、なんか青春だなぁ…なんて思ったりして。 …
ジムバトルの完了を報告にオフィスへ向かうと、オモダカさんとネモが待っていた。 「チリからユニークなトレーナーがいると聞いていましたが…やはりあなたでしたか」「っていうか、トップと知り合いだったんだねヒイロ!」 トップって? 「あ、そういえば説…
ぼくのジムバトルを見て戦いたくなったネモだけど、ジムバトル用に調整した手持ちしかいなかったらしく、ぼくとのバトルのため一旦別れることに。 「チャンプルタウンから北西にすすむとカラフジムだよ。アオキさんに勝った今なら大丈夫だと思うけど、負けな…
「何か悩み事?」 アカデミーのバトルコートでネモにバトルに付き合ってもらっていると、終わった後にそんなことを言われた。…わかる? 「そりゃねー。ヒイロの方から勝負のお誘いしてくるなんて珍しいし」 先日、スター団どく組…シュウメイさんとのバトルで…
近くアカデミーで中間試験が始まるので、一度寮に帰ってテスト勉強。これまでの授業内容をおさらいしていると、スマホロトムに着信が入る。ゼイユだ。 「もしもし?どうしたのゼイy…」『あんた何考えてんのよッ!!?』 通話に出るなり、顔を真っ赤にしたゼ…
秘伝スパイスの力で声を取り戻したマフティフに感激しきりなペパーを二人(?)きりにしてあげようと、先に洞窟を出る。 少し歩いて鉱山の町・ピケタウンで一休み。ここに【そらをとぶタクシー】の発着場があるんだなぁ…いつもお世話になってます。 アイスク…
ドタドタと荒っぽい足音がメインルームに近づく。 王の力を奪い、ンコソパ総長に成り代わったメーガ・ネーウが見据える中、出入り口を蹴破って飛び込んできたのは…ンコソパ国内…ひいてはチキューのインフラを担うシステムの再起動に必須なもう一人のカギであ…
「貴方もチャンピオンを目指しているのですか?」 ハッコウジムでゼイユ(グラエナ)にしこたまなめられた顔を洗っていると、長い黒髪の女性に声をかけられた。…ええと、どちら様でしょう? 「ああ失礼。申し遅れました…私はオモダカ。ポケモンジムを運営し…
アジト跡から、ボタンと別れて先へ進む。とっぷりと暮れた夜の道を歩いていくとやたら明るい街を見つけた。あっちは…ハッコウシティか。 この先のジムなら、今の腕試しに丁度いいかもしれない。そう思ったぼくは、まるでそこだけ昼間のような街へと向かうこ…
何もない空間で、二人の仮面ライダーが並び立っていた。 動物の面ではない。無機質な機械のような…あるいは眼球のようなマスクは、運営サイドが使用するいわゆるGMライダーと呼ばれるタイプだ。 「…!」 先に仕掛けた一方…上半身にマグナムバックルの装備を…
「ったくよー…急に来いっつーから何事かと思ったら…」「ピクニックのお誘いだったとはねぇ…」 そらをとぶタクシーでやってきたペパーとネモに手を振って出迎える。ぼくの宝探しを手伝ってくれる友達同士と一度集まってみたかったんだよね。 「いやいや逆だろ…
ジムに戻ると、ネモが出迎えてくれた。 「あ、ヒイロ!ジム戦すごかったよ!んも~~~~っ、今すぐ戦(や)りたいくらい!」「これこれ…ネモくん、今回は小生を紹介してくれるのではなかったかな?」 隣の男の人にたしなめられて、ネモが「そうでした」と舌…
ペパーと別れて、ボウルタウンへ向かう。 道中でオーリム博士から連絡があった。どのタイミングで察知したのかコライドンが力を取り戻しつつあることを知っているらしかった。 『引き続き、コライドンのことをよろしく頼むよ』ともすればカシオペアより無機…
アカデミーのあるテーブルシティをはさんで、反対側…東エリアへと向かう。 目的はジムのあるボウルタウン、スター団の一つ・チームシェダル(ほのお組)のアジト、そして… 「もしもし?…見つけたよペパー!壁が動いた…っていうか、ちょーデカいガケガニ!き…
課外授業中であっても、アカデミーでは通常授業が行われる。受ける予定だった授業を終えて、ぼくは久しぶりに寮の自室でレポートを書いていた。 「わふっ」「はいはい、あとでね…」 パルデアに戻ってから手持ちに加えているポチエナがボールから出てきて構え…
ヌシのオトシドリが居座っていた岩山から、西1番エリアを北上していくと、不意にスマホロトムが鳴った。 『…カシオペアだ』 相変わらず、男なのか女なのか判別しがたい声色の主がスピーカーを震わせる。 『スター団のアジトが近いな…ということは、協力して…
「あはっ、さすがだね!…うん、やっぱりヒイロを誘ってよかったよ! フィールドから戻ってきたぼくにネモが駆け寄る。 「びっくりしたでしょ?ジムリーダーの使ってくるポケモン」「うん、まったくタイプの違うテラスタルってあるんだね…」「基本的にテラス…